風っこ そうや(旭川~音威子府)に乗ってきました。

風っこ そうや(旭川駅)JR北海道が今年の夏の観光列車としてJR東日本の「びゅうコースター風っこ」車両を借りて宗谷本線で走行する「風っこ そうや」号に乗車してきました。

この列車の運行が発表された際には「旅行会社によるツアーがメイン」で指定席券が取りづらいと思っており、指定席券の発売初日に空席を見る機会があった時も満席だった事から当初は乗車する予定を組んでいませんでした。しかし、ふとしたきっかけから、ある日空席照会をしてみると旭川~音威子府間の空席が出ており、少し悩んだ末に座席を確保して乗車することにしました。

旭川~音威子府間を走行する「風っこ そうや 3号・4号」は始発駅である旭川を7:18に発車するため、札幌発朝一番の特急では間に合わない事から、乗車する前日の夕方に旭川へ入り、旭川駅前のビジネスホテルに1泊しました。

函館本線 旭川駅

旭川駅構内朝6時過ぎに旭川駅へ行き、まずは指定席券売機で本日分の当日キャンセル状況を確認することに。下り3号・上り4号ともに若干の空席が出ていたのですが、空いていたのは通路側であったため、手元の指定席券は変更しない事にしました。

駅構内を軽く回った後、風っこそうやが入線する7番ホームへ向かいました。旭川運転所から回送される「風っこ そうや 3号」は6:20に入線することから、ホームには列車が入ってくるのを待つ鉄道ファンの姿も少し見受けられました。

7番ホームに入線した「風っこ そうや」列車が入線すると構内放送で「風っこ そうや号は車内準備を行っており、6:30ごろに乗車出来ます」とのアナウンスが流れたことから、ドアが開くまでの間、まずは初めて見る風っこ車両の側面や装備されているサボ・愛称板などを眺めていました。

6:35ごろに車両のドアが開くと、最初に2号車へ入り、車内の様子を確認することにしました。木製のボックスシートやテーブルを見た後に隣の3号車へ移動し、同じように車内設備を見て回りました。そして、風っこ車両の前後に連結されるキハ40形の「北海道の恵み」シリーズの車両の内装やボックスシート・ロングシートの雰囲気を確認していました。

「風っこ」車内 「北海道の恵み」車内

6番線に列車が停車していない時間帯には4両編成の「風っこ そうや」車両の編成を6番ホームから眺め、少ししてから再び7番ホームに戻ると、旭川駅の駅員さんによる「風っこ そうや」の乗客を見送るための横断幕が広がられていました。いろいろとホームを駆け回っているといつの間にか出発時間が近づいてきたので、指定席券に記載されている座席に座り、列車の発車を待ちました。

音威子府行き「風っこ そうや 3号」発車

旭川駅でのお見送り旭川駅の駅員さんの見送りを受けながら、音威子府行き「風っこ そうや 3号」は定刻の7:18に発車しました。車内の様子を見渡してみると家族連れや個人の旅行客が多く感じられ、ツアーの団体客は見受けられませんでした。旭川駅を出発して少しすると、車内では乗車証明書の配付が行われました。乗車証明書は旭川車掌所作成の沿線見所マップと一言メッセージカードがセットになって配られました。

そして、新旭川駅を通過して旭川運転所が見えてくると車内から運転所に停まっている様々な車両を確認する事が出来、乗車していた鉄道ファンの方々は運転所の光景を見るのに集中していた様子でした。閉塞方式変更のために永山駅で運転停車した後、列車はゆっくりと北上していき、車内からは田んぼや石狩川の流れなど、宗谷本線の入口とも言える景色が見渡せました。

永山~比布間 石狩川

定刻から2分ほど遅れて比布駅に到着し、ここでは8分間の停車時間があるため、列車に乗っていた人たちはホームに降り立っていきました。ホームで車両を眺めたりしていると上りの旭川行き普通列車との列車交換が行われ、風っこそうやは定刻の7:53に発車しました。

比布~塩狩間比布からは東京から風っこそうやに乗り&撮りに来ていた知人と会う事が出来たので、車内で雑談をしつつ、塩狩峠越えをする車両から見える草木の景色を眺めていました。

列車が塩狩駅に到着すると、わずかなの停車時間の間でもホームに出て、写真を撮る人の姿が見受けられました。また、駅舎側では風っこそうやを眺める人の姿が多くありました。

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