石勝線楓駅 最終列車レポート(2004.3.12)

夕張行 普通列車(2623D)

夕張行きの車内は、通学の中高生がメインでしたが、やはり鉄道ファンと思われる人達も乗車していました。臨時便までの時間を乗り鉄で過ごすのも一つの方法ですから。

久しぶりに夕張支線に乗車したと言うこともあり、清水沢駅までの20分間は、車内の一般客の様子や車窓などを眺めながら過ごしていました。

石勝線 清水沢駅

清水沢→楓 片道乗車券

清水沢駅に到着すると、ホームの跨線橋を渡って改札に向かうことに。すでに窓口には10人ほど並んでいましたが、2623Dの車内では見ていない人達だったので、紅葉山方面から車で来たんでしょうか…。

今回、清水沢駅に来た目的が出札補充券の発券だったので、すぐに列に並ぶことに。窓口では途中から2人体制で発券していたので、思ったより早く自分の番に。楓までの補充券と硬券入場券を頼むと、硬券入場券は売り切れとの事。入場券は後日入荷するそうなので、今回は「清水沢→楓」の補充券を発行してもらうことに。

切符を購入してから、ろくに朝食を食べていないことに気付いたのですが、駅付近に開いている店がないように思えたので、ガラナを飲みながら、ベンチで休むことに。

8時41分発の千歳行で紅葉山に戻ろうかとも思いましたが、もう少し休憩したいため、次の便まで清水沢駅で休むことに。

清水沢駅には初めて来たので、駅舎内や駅周辺を見て回ることに。 特に大きな発見とかは無かったのですが、駅前の道路に夕鉄バスが通ったとき、「あれっ?」と思いました。野幌色の車両ということもあったのですが、方向幕が電光LED表示だったことにビックリしました。 いつの間にやら、夕鉄バスにもLED搭載車が導入されていたのですね…。野幌地区では1回も見たことがないのですけど…。

清水沢駅・駅舎

本州の知人が9時23分発の夕張行に乗車するので、一度見送りつつ、2629Dの編成を遠目で確認することに。2両で運用されていたので、2629Dがそのまま楓臨時になることが判明。実は1両で来て、楓臨時は新夕張で待機していたって事にならなくて良かったですけど。

新夕張行が到着するまでの約30分間は、再び駅周辺を巡ったり、駅舎内で休憩を取るなどを繰り返していました。 列車入線の10分ほど前に改札が始まり、跨線橋を通ってホームへ。 今のところ2線あるのですが、すでに1番線は使われていないため、2番線にのみ乗降口案内板が設置されています。

新夕張行2630Dが楓行の臨時列車になることは、先週の運用からも明らかのため、ホームにいる人達はほとんどが鉄道ファンと思われる人でした。地元の乗客をあまり見なかったのですが、区別が付かなかっただけでしょうか…。

新夕張行 普通列車(2630D)

2番線に列車が到着すると、知人を探しに車内へ。2両とも見回しても見かけなかったのですが、何とか合流することが出来ました。 車内は空席が目立ち、地元客の話し声とかも聞こえるような雰囲気でしたが、新夕張での混雑状況を考えると、今だけだなぁと思ってしまいました。

そして、知人達と話をしていると、どうやら車掌が運転ダイヤを販売しているとのこと。買うかどうかは微妙だったのですが、とりあえず販売物を見てみると、結構惹かれるものが…。 今日の楓用はレプリカだったのですが、他のは実際に使っていたものでしたので、平成8年頃の夕張支線+楓往復の書かれたダイヤを購入…。

いろいろと喋っているうちに、新夕張駅の構内に入り、列車は速度を落としていきました。ホームには多くのファンの人達が到着を待っており、何とか友人達の姿を確認。しかし、すでに駅名標などの撤去準備が行われていました…。

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