当初、この夏の旅行は函館でのSL乗車と江差線乗車だけを計画していて、長距離の旅行は行わないつもりでした。
しかし、6月くらいに今後のことを考えていたら、来年以降はどうなるか分からないと言うことで、一度も行ったことがなかったコミックマーケットに行くことを決め(関東の知人に会いに行くということ)、その帰りにまだ乗っていない江差線や楓行きの列車に乗車することにしました。
その時は18きっぷと夜行船を使おうと思っていましたが、この夏も北東パスが発売され、急行はまなすや青い森・IGR両線に乗車したくなったことから、こちらの切符を使うことにして、日数的に足りない北海道の部分は余っている18きっぷと乗車券で対応することにしました。
また、去年は往復共に日本海回りで復路が退屈になってしまったことから、行きを高校の修学旅行の時の寝台(エルム)でしか通過したことの無かった東北本線経由で、帰りを夜行のある日本海回りを使うことに決めていました。
行きのはまなすから北東北くらいまでは久しぶりに他の旅行者とのふれあいという事を体験できましたし、新幹線開業に伴う並行在来線の第3セクター化による利用実態も少しではあるけれども感じられましたね。特にIGRは地元客に好まれているなぁと思いました。
また、楓駅に関しては5年前にその存在を知ってから、列車で訪れてみたいと思っていましたが、楓駅訪問を含めた全ての行程を決めてしばらくしてから来年3月改正で廃止と聞いたときには言葉にならなかったです…。
今回の旅行はある意味で、この2年間の総まとめというような内容(夜行列車・夜行船・鈍行・野宿・etc...)でしたが、それなりに良かったという感じですね。
ただ、やはり3年目という事もあって、結構気が緩んでいたところも多々あり、今後への課題を残したのも事実です。
旅行途中で、残っている行程を捨てて、そのまま実家に帰ろうかとも思いましたが、今後しばらくはこのような旅行は出来ない・大学生活最後の思い出ということを改めて意識したので、全て計画通りに終えることが出来ました。
今回の旅行では様々な人々にお世話になりました。この場を用いてお礼申し上げます。
私1人では今回の旅行を行うことが出来なかったので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
今後しばらくは長距離の旅行というのを行うことが難しくなるのですが、またいつの日か行いたいと思っています。これまで、そして今回の旅行で行うことが出来なかったことがたくさんあるので…。