急行はまなすで行く "ぶらり青森周辺"(2015.11.6~11.8)

青森→浅虫温泉

青森に到着すると、リゾートしらかみと並ぶ485系3000番代白鳥を撮ってから、ホームを移動しました。 ホームに移動する際、新青森行きの列車の発車案内に「2・3号車にご乗車ください」と表示されていたので、701系じゃ無いのかなと思い、当該ホームへ移動してみると789系が「普通」のヘッドマークを掲示して停車していました。今更ながら789系でも普通列車運用があるんだなぁと思いました。

八戸行き普通列車(青森駅)

普通列車運用の789系を簡単に眺めて、次に乗る列車のホームへ移動するとちょうど列車が入線しました。 乗客の入れ替えが終わり、ホームで列車を眺めていると車内から青い森鉄道のアテンダントさんが出てきました。どうやら到着列車に乗務していた模様で運転士と談笑している姿が見られました。

折り返しとなる列車でも乗務するのかなぁと思っていましたが、アテンダントさんは駅改札へ向かう階段を歩いていったので、この列車では運転士のみのワンマン運転となりました。

八戸行きの列車は定刻で青森駅を発車し、私にとって約2年ぶりとなる青い森鉄道線乗車が始まりました。 車内は主に青森近郊の通学利用客が多く、筒井駅や矢田前駅、野内駅と言った学校が近い駅での降車が見受けられました。

浅虫温泉駅

浅虫温泉駅前・足湯

浅虫温泉で下車すると、構内工事の関係から青い森鉄道の社員さんが改札口までの道のりを案内していました。 乗車した八戸行きの到着と青森行きの発車時間が近かったため駅舎内は混雑しており、まずは駅を出て駅前にある足湯に浸かることにしました。温泉による足湯は疲れていた足には気持ちの良いものでありました。

そして駅に戻ると青森行きの列車が発車した直後だったので出札窓口に行こうと思ったのですが、ここで次の列車まで時間があることから一時的に窓口が閉められてしまいました。

次に乗車する列車まで40分ほどであったため、駅前の温泉に入るのには時間に余裕が無いので、駅前を探索することにしました。 浅虫温泉は有名な温泉地であることから、温泉宿が各所に見られ、ちょうど時間的に宿から出発する旅行客という光景も見られました。 そして、少し空腹になってきたので、駅前にある道の駅で蕎麦を食べて、待ち時間を過ごしていました。

駅に戻ると、待合室内は浅虫温泉宿泊客と思える人が多く居ました。そして、出札窓口が再開したので硬券入場券を購入し、改札待ちの列に並びました。 八戸行きの改札が始まると多くの人がホームに向かいましたが、八戸から新幹線で東京方面に戻るという人が多く見受けられました。

浅虫温泉→八戸

到着した八戸行きの列車は青い森703系であり、私にとってこの形式は「青い森703系」としては初めて乗る車両でした。浅虫温泉からの乗客は多かったのですが、何とかロングシート部に座ることが出来ました。

ふと車内を眺めていると後方車両にアテンダントさんが乗務しており、小湊駅を発車してからは運転席付近に移動してきたので、アテンダントさんに声をかけて車内補充券の趣味発券が可能かを確認しました。するとアテンダントさんは「(発券)出来ますよ。最安区間だと190円ですね」と慣れた感じで話してきて、提示していただいた運賃表を見て「筒井→東青森」の車内補充券を発券していただきました。

車内補充券は「筒井駅」が記載された新券であり、今回の旅行で青い森鉄道に乗車した目的が達成出来たのですが、ふとアテンダントさんのバッグを見てみると「モーリーのピンバッジ」の案内がありました。ピンクと緑が車内もしくは青い森鉄道直営店のみの発売ということであったので、折角なので緑色のピンバッジも購入しました。 アテンダントさんは野辺地駅でこの列車での乗務を終えたので、タイミングが良かったなぁと思いました。

野辺地駅を発車してから車内を見てみると後方車両が空いていたので、車両を移動して青い森703系のクロスシートに座り、車窓を眺めながら終着の八戸へ向かいました。


« 七戸十和田→新青森→青森
八戸→小繋 »