スーパーフォーミュラを観戦してきました

全日本スーパーフォーミュラ選手権 第6戦 決勝

13時40分を過ぎた辺りで決勝レースの場内実況が始まり、それから少ししてグリッドウォークが開始されました。やはりメインレースだけあって多くのレースファンがグリッド上に居たのですが、今回はポールポジションから各車の様子を見ることに。この時間帯はドライバーはマシンから降りていてメカニックと話をしていることが多いので、マシンを見つつドライバーの表情なども眺めていました。そして、トップ勢のドライバーにはピットレポーターの高橋二朗さんがインタビューをしており、ちょうど小林可夢偉選手がインタビューされている所を見たのですが、高橋二朗さんの質問に「ねぇ」って一言だけ答えていた光景は見ていて面白かったです。

FUJI×raffinee KONDO SF14 No.3 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 No.19

グリッドウォークではポールポジションから最後尾まで一通りのマシンを眺めていたのですが、2番手スタートの関口選手のマシンがグリッド上にも関わらずノーズが外され、メカニックがフロント周りの調整作業を行っていた光景を見て、朝のフリー走行のクラッシュの影響がまだあるのかなと思ってしまいました。

フォーメーションラップ開始10分前にグリッドから離れ、ピットガレージの上へ移動してスタート進行を見ることにしました。グリッドからチーム関係者が去って行き、マシンだけになっていく光景を見ているとスタートが近いことを感じました。

そして、フォーメーションラップが始まり、ポールポジションのキャシディ選手を筆頭に各車がグリッドへ戻ってきました。全車が整列完了して、スタートシグナルの点灯が始まると見ている側も緊張してきました。

シグナルが消えてレースがスタートすると、ポールのキャシディ選手が出遅れ、その横をフロントローの関口選手と3番手スタートのガスリー選手が抜けて行き、関口選手がトップに立ったときにはグランドスタンドから歓声が聞こえてきました。

全車のスタートを見届けたら、他のレース同様に3コーナー付近へ移動して観戦することに。ここからだとピットから出てくるマシンも確認出来るので、場内放送と併せてある程度のレース展開も把握できました。今回のSUGOではタイヤ交換の義務付けがないため、ピットインするタイミングもチームによってばらついていましたが、周回を重ねても依然として関口選手がトップを走行している展開はちょっと驚いてしまいました。

スーパーフォーミュラ決勝レース TCS NAKAJIMA RACING SF14 No.64

時々ライブタイミングを見て周回数を確認し、頃合いを見てSPコーナーへ移動しようかとも思っていたのですが、休む間もなくマシンが通り過ぎていき、この3コーナーでも観戦が楽しかったので、レース終盤まで場所を移動せずに写真を撮りつつレースを眺めていました。ただ、レース中盤の45周目にTCS NAMAJIMA RACINGの中嶋大祐選手のマシンの右リアタイヤが壊れているのを見たときには、無事にピットに戻れるかと思いました。

TEAM MUGENそして、レース終盤になると再びピットガレージの上へ移動し、チェッカーに向けてラストスパートをかける各車を見ていました。

場内放送を聴きながらホームストレートやサーキットビジョンでレース展開を確認していたのですが、ラスト数周と言うところでTEAM MUGENの山本選手が燃料不足でスローダウンしたという情報が入ったときは周囲から溜め息が聞こえてきました。

最終ラップはホームストレートを眺めてチェッカーを受けるマシンを見ることにしていたのですが、トップの関口選手の至近距離までガスリー選手が追い上げてきて、チェッカーフラッグという光景は見ていてしびれてしまいました。

チェッカーの後はトップ3のマシンが戻ってくる場所が見えるところへ移動することに。トップチェッカーの関口選手が戻ってきて、コクピットから降りてチームの星野一義監督と喜びを分かち合っている光景はとても良いものに見えました。何よりも関口選手以上に星野一義監督が喜びを爆発させていたのが印象的でした。

IMPUL 関口選手と星野監督 スーパーフォーミュラ暫定表彰式

インタビューを受けた関口選手を見た後、暫定表彰式を見るためにグランドスタンド側へ移動しました。少しすると暫定表彰式が始まり、トロフィー授与から最後のスパークリングファイトまで眺め、今回は最後まで見ることが出来て良かったと思いました。

暫定表彰式が終わり場内巡回バス乗り場へ移動すると長蛇の列が出来ていたので、グランドスタンドからメインゲートまで歩くことにしました。距離としては1km程度であり、下り坂と言うこともあってあまり疲れずに移動しました。

スポーツランドSUGO→仙台駅→仙台空港

スポーツランドSUGOメインゲートメインゲートに到着すると一度サーキットの方角を向いて、楽しかった2日間のレース観戦を振り返り、またレース観戦に来たいと感じました。そして、メインゲートを抜けて仙台駅行きの臨時路線バス乗り場へ向かったのですが、駐車場行きのシャトルバスの待機列が長く延びていたのには驚いてしまいました。

仙台駅行きのバスはすでに到着しており、早く仙台駅へ向かうため立ち席で乗ることにしました。バスは所定の時間通り16:30に発車したのですが、SUGOから県道31号線へ向かう3kmほどの一本道や途中の道路など所々で渋滞していたため、SUGOを出発してから1時間40分ほどかかって仙台駅前に到着しました。

バスから降りるとすぐに仙台駅構内へ行き、E721系で運用されていた仙台空港アクセス線に乗って仙台空港へ向かいました。仙台空港では晩飯を食べて一休みしてから保安検査場を通過し、検査場内のロビーで2日間のSUGOでのレース観戦を振り返えっていました。最終便となる新千歳空港便の搭乗が始まるとすぐに機内へ移動し、飛行機が離陸した時にはまたレース観戦に来たいと改めて思いました。

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